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時を超える工芸美
木工ろくろが生む酒盃
闇にゆらめく灯火のもと、職人の手が生み出す艶やかな盃——。江戸時代に使われていたような木工ろくろを操り、一つひとつ丁寧に削り出される、江戸酒場限定の酒盃。その瞬間を、どうぞ間近でご覧あれ。木目の流れや滑らかに磨かれた曲線は、盃を傾ける手元にしっとりと馴染む。京都に工房を構え、「孤独も愛する器。」をコンセプトとするブランド”erakko”を手掛ける柴田氏が生み出すそれは、ゆるやかに流れる時の中で、あなたに寄り添う静寂の盃。今宵、江戸の情緒が漂う酒場で、職人技と木目の妙に酔いしれてみてはいかがでしょう。


